ハード デイズ ナイト

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東京、S/N上映もうすぐ終了

当ブログでよく記事にしてるダムタイプのS/Nが、六本木ヒルズ森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」において、ダムタイプの作品『S/N』(1994)がビデオ上映中です

関東の方は、ぜひ足を運んでくださいませ!!!

7月4日までです。

公式サイトはこちら。

本当に本当に本当におすすめです!!!
ちょっと遠い…という方も、この機会にぜひ!!
観る機会がなかなかない、日本が世界に誇る最高のアート作品なので…。

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Dumb TypeのS/N

Dumb TypeのS/NがDVD化されなかった悲しみに、できるとこまで自分でテキスト化してみました。
(ダムタイプについては、こちらの記事をどうぞ)
パフォーマンス作品を、文章でなんて見ないほうがいいとは思うのですが、観る機会がとても少ない作品となってしまったので…。

しかも、記憶に基づいて再現してる部分がほとんどなので不正確で、欠けていて、不完全です。
間違ってます!
会話が長いので、(略)ばっかりですみません。
壁に投影されてた(私にとって)重要なテキストは、だいたい揃っています。
(フーコーの引用の訳は違うと思いますが…)
また補足できそうなら、その度に付け加えていきます。
(友人へ、協力ありがとう~)

〈私は夢見る……〉とか、〈愛を発明するのだ〉の言葉とか、私が十代の頃に思い続けていたことがそのまま具現化されたような作品で、これ以上に影響を受けた作品はないなあ……と思います……。
ということは、これからも、ないかもと、久々に観て思いました……;

私以外に観に行かれた方の感想はこちら(全体が要約されてます)。
映像クリップをお持ちなの、うらやましいです…。

詳しくはわからないのですが、今年の3~5月に森美術館で観れる機会もあるそうです。
おそらく、森美術館「六本木クロッシング2010 展:芸術は可能か?」だと思います。
関東の方は、ぜひ~~!

他にもあるらしい(?)ので、何かわかったらまたお知らせします。
京都精華大学では、しばらく毎月観る機会を設けてくださっているのですが、スクリーンがかなり小さいんです。
私は初めて観たときは、映画館のような大きなスクリーンで観て、そのほうが断然見やすくてよいので、機会があれば、大きなスクリーンで観ることをおすすめします~。
私も大きなスクリーンとよい音響設備で観たいです!

無断転載禁止でお願いします

1994年初演のパフォーマンス作品です。

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ダムタイプ S/NのDVD発売中止のショック

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと楽しみにしつづけていたS/NのDVDが、販売中止になったんですよね!!
ショックでしばらく体調悪化しました。
本当に楽しみだったんです。
まだショックから、微妙に立ち直れてない。
こちら(http://www.imagef.jp/commodity/d_0889.html)で販売される予定でした。
来年からの私は違うぜ、なぜならS/Nが我が家に!!とまで思ってましたよ。
ずっと、音楽の版権の問題で販売できないって話は知ってたんですけどね。信じてたんです。
信じてたら大丈夫かと思って(どちらかというとネガティブ思考な私がこんなことを言うのは稀です)。
前にも発売中止になってるっぽいんですけど、お願いしますよ~~~~;
諦めずに…いつか。
課題だと思います。
これが無理って時点で、日本のアート界なんてたかが知れてるよ!!(それは知ってるけども)

2009年12月23日発売がアナウンスされていたダムタイプのDVD4枚「dumb type/S/N」「dumb type/pH」「dumb type/OR」「dumb type/memorandum」のうち、「dumb type/S/N」「dumb type/pH」の2枚が発売中止になりました。
「dumb type/OR」「dumb type/memorandum」の2枚は予定通り12月23日に発売予定です。
けども。
欲しかったのは、S/N!!!

S/Nは、私が今までで最も影響を受けた、最も好きな(?)芸術作品なんです。
私はけっこうインサイダーにいたので、一般の人よりも遥かにたくさんの量の作品、美術史を知ってるとは思いますが、すべての芸術作品の中で、ナンバー1ですよ?

観てない方は、ぜひ観ていただきたいです。
元々は、パフォーマンス作品なのですが、その映像が残っています。

京都精華大学で上映されています。
次回予定は、S/Nはまだ未定なようですが、「2010年1月以降の上映スケジュールは決まり次第お知らせいたします。」とあるので、お願いしますね、精華大学様!!
詳しくはこちらからどうぞ(http://johokan.kyoto-seika.ac.jp/modules/contents/index.php?content_id=187)
恒常的にS/Nを観れる機会を作るなんて、なんてすばらしい大学でしょうか!!
記憶が確かなら、創始者の方が、元ヒッピーだったような気がします(すばらしい)。
あと(東大の教授になる前に)上野千鶴子もいた大学!

こんなすばらしい作品が観れないなんて、間違ってますから!
(DVD化されない以上、どこかで上映される機会がなければ観れません)

S/Nを観るためだけに、外国から渡航費を払ったって、ぜんぜん惜しくないと思いますよ。
外国には、S/N観れるところ、ないんですかねえ。
ニューヨークのMOMAに、古橋悌二さんの遺作があるそうですが(私は京都で観ましたけど)。
遺作のこれは映像作品ですが、やっぱ、S/Nを観た人に観てほしい。


メモランダム 古橋悌二メモランダム 古橋悌二
(2000/11)
ダムタイプ

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古橋悌二さんの手紙やインタビューが集められた本です。

OR [DVD]OR [DVD]
(2009/12/23)
dumb type

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memorandum [DVD]memorandum [DVD]
(2009/12/23)
dumb type

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この二つは発売されました。

S/Nについての感想サイトがいくつかあったので、リンクしておきます。(勝手にすみません。ダメだったらすぐ外します;)
こちらからどうそ。
こちらは、古橋悌二さんのインタビューあり。
浅田彰の批評空間のダムタイプ記事はこちら。
(ダムタイプについて知らない人が読んでもよくわからないかとは思うのですが;)

S/Nにも出演されてた、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんの携帯サイトがあったのでご紹介。
こちらからどうぞ。
本当に、いろんな人に読んでいただきたいです。
ブブさんの文章がネット上にあるならば、別に私のブログなんてあってもなくてもいいのです。
それくらい頷くことが多すぎます。
違うのは、私は「筋金入りのヘテロ」じゃないってくらいで。
注・ゲイ コミュニティポータルサイト なので、ブブさんの記事以外はかなりアダルトな内容もあります。
ブブさん大好きですvvv
畏敬の念を感じております。

ダムタイプにもいたアーティスト、高嶺格さんの作品もすばらしいです!
公式サイトはこちらから。
この方の作品は、これからまだまだ観る機会があると思います。ぜひ!
映像作品も、パフォーマンス作品も。
京都か、伊丹アイホールでのパフォーマンス作品が多いので、関西在住の人は身近で得ですねv
インタビューはこちらから。
http://www.log-osaka.jp/people/vol.71/ppl_vol71.html


(もしもリンクがダメなら、すぐに外しますので!)

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哲学者

私は、10代の頃は異様に本を読んでいたんですが、社会人になると飽きて読まなくなってしまいました。
書を捨てよ町に出よう。そのとおりだった、寺山修二。
“言語の限界”を知ってる人じゃないと言えない言葉ですね。
書物を持ったことない人には必要ない言葉なのですが、書物が大好きな人にとっては頷けない不快な言葉だと思います。
そんなわけで本を読むのがめんどくさい私は、10代の頃の遺産で生きてるなあ…としばらく思っていたのですが、最近また本を読みだしたいなあと思いつつ、やっぱまだめんどくさいですどうしよう。
それでも今までの読書量は、一般に比べるとかなり多いとは思います(単にマニアックなだけな気もしますが)。
その頃、哲学書とかもやっぱり(読んだなんて大きい声で言えないけど)読みつつ、小説以外の本を夢中で読み始めた頃は、“哲学者”ってどうゆうことなのか、何をする人なのか、なんとなくわかるようでわからなかったんですね。
言語を言語で語るなんて得体が知れないですから、そんなふうに思う人多いと思います。
それが二十歳頃、フーコーのインタビュー集を読んでいたときわかりました。
フーコーは、何気なく普通にノートを「トン(t)」で表現してました。

いちおう私も学生なので、レポートとか卒論とかがあるわけで、ノートをとってるわけです。
本を読みながらも授業を聞きながらも、ノートをとっている。
気になったことをまとめたり要約したり、考えを書いていく。文字を書くという行為をする。
だけど、一生ノートをトンでなんて数えないと思います。いくら紙が重たいとはいえ。
プルーストとかはさておき、普通は小説家だってノートをトンでは数えないでしょう。
いくらなんでもそんなに書かないし、もっと細かなことにこだわり抜いて細部をネチネチ熟考するはずです。

哲学者とは、ノートをトンで数える人。
それこそが哲学者。

個人的な意見ですが、今はパソコンがいかに便利であろとも、やっぱり哲学者ならノートを何気なくトンで数えなきゃいけないと思います。
パワーポイントで講義されるとわからないし、見にくくて手元も暗いからノートもとれないし。


フーコーとデモ?
 フランス名物デモとフーコー?

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フーコー☆余談

以下、ミシェル・フーコーと、ロラン・バルトをまったく知らないと、おもしろくない内容になってます。しかも長いです。

フーコーが初めて来日したとき、「どこに行きたいか?」と訊かれて、「ラブホテルと答えたらしい(笑)。
“ラブホテルは性行為をするためだけに建てられた、日本にしかない施設”で、外国にはない日本名物なので、すごく行ってみたかったんだと思います。
社会学的な興味も高いでしょうし。
著作でも、「幻想的な迷宮」って言ってます。たしかに名前だけ聞いて、建物だけみたらそうかもね(笑)。
東大とかどこかの偉い人がフーコーをラブホテルまで連れて行ってあげたんでしょうね(笑)。

つまり、フーコーと誰かワン・ナイト・オンリーをした日本人男がどこかにいるということですよね(下世話ですいません)。
どうでもいい話ですが、その人は果たしてスキンヘッドのフランス男が、かのフーコーだと知って一夜をともにすることができたんでしょうか。
フーコーってそうゆうこと言わなそうだから知らなかったような気もします。
でも、たとえば、祖父にいきなり「俺は昔、フーコーと寝たことがあるんだぞ」とか自慢されたとしても、誰も信じないで老人のボケだと思うような気がする、とゆうようなフーコー伝説な話を、学生時代に友人としました(笑)。
フーコー本人は怒らないと思いますが、ブログ読まれた方にめちゃめちゃ怒られそうですが、冗談ですので…(汗)。

ロラン・バルト6
  ロラン・バルトも、20世紀最大の哲学者の一人

私が1、2を争うほど大好きな哲学者の二人、フーコーとバルトがデキてたそうです(?)。
まぬけな私は、つい最近までそれを知りませんでした。
萌えはしませんが、まるでジュネかヤオイのような現実に圧倒されて口がきけません。

天才にゲイかバイが多くて、私が好きになる人はみんなゲイばっかりというのは、色恋に目覚めた頃からわかってはいたのですが…常に現実は妄想をというか想像を超えてますよね。

ロラン・バルト5

学生の頃に、ロラン・バルト展に行ったときには思わなかったですが、いま見るとゲイですねえ。
もしかしてあの展覧会は、ゲイっぽさを出さないような展示にしてたんでしょうか。そんな気もする…

女装する幼い日のバルト
スカートをはいた幼いバルト
少女にしか見えません。可愛い



フーコーの最後の恋人であり、ロラン・バルトとも交流があった作家に、エルヴェ・ギベールがいます。

ぼくの命を救ってくれなかった友へ (集英社文庫)ぼくの命を救ってくれなかった友へ (集英社文庫)
(1998/03)
エルヴェ ギベール

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内容(「BOOK」データベースより)
エルヴェ・ギベール・フランス文学の将来を担う気鋭の作家だったが、エイズに感染、絶望の中、残酷な病と闘う自分自身の姿、同性愛、M.フーコー、女優I.アジャーニとのスキャンダラスな関わり―一切合切をさらけ出して書き、フランス中に衝撃を与えたのがこの作品である。1991年12月、36歳の誕生日の直後にギベールは死去。翌92年本書は日本でも単行本として刊行、一大センセーショナルを巻き起こし、彼の死を悼む声が殺到した。


1990年に、フランスの老舗であるガリマール社から発表されているんですね。

実は私、エルヴェ・ギベールの本は、倒産前のペヨトル工房の本は持っているんですが、最も有名な遺作(というよりも彼を有名にした遺作)は読んでないのです(汗)。
『ぼくの命~』は、日本のブックオフでも100円で買えるくらいに売れた本です。
私は中学生か高校生の頃に、ブックオフのワゴンセールで100円で出てた本が気になって、立ち読みしたのが出会いでした。
100円だったのに買わなかったのは、「わぁ、見ちゃいけないもの見ちゃった!!」って感じに18禁なぐらいにエロかったのと、エイズによって理解されない呪わしさがグロくて怖かったんですね。
またそれが100円で売ってることも呪わしくて怖かった(笑)。
でも、いま思うと、死ぬ間際にも恐ろしい透明感のエロい醜さを呪わしく美しく描けるなんて、元気じゃん!!(感心する!)と思うので、そろそろ近いうちに読みます。

エルヴェ・ギベールは、ちょっとでも彼の作品を読んだことがある人なら、彼が困ったチャンだということがわかると思います(笑)。
エルヴェ・ギベール
ゲイで美青年な写真家で作家
写真も好きだったみたいで、本によっては彼の撮った写真が載っていたりします。
昔買ったペヨトルの本についてもチラっと説明しようかと思ったのですが、どこにあるのか発掘できませんでした

『ぼくの命~』は読んでいないので説明はできませんが、自殺行為のような暴露本なあたりはちょっと、カポーティの未完の遺作『叶えられた祈り』みたいですが、作品としては同じくエイズ渦の遺作であるデレク・ジャーマンの『BLUE』っぽい印象があります。

叶えられた祈り (新潮文庫)叶えられた祈り (新潮文庫)
(2006/07)
トルーマン カポーティ

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内容(「MARC」データベースより)
ハイソサエティの退廃的な生活、それを見つめる虚無的な青年。賞賛と誹謗に満ちた奇矯な作家・カポーティが、実在の人物をモデルにして上流階級の人々の猥雑な姿を描いた問題の未完の遺作。


ブルー [DVD]ブルー [DVD]
(2000/05/25)
デレク・ジャーマン

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内容(「Oricon」データベースより)
耐え難い死の恐怖とエイズの苦痛を、全編青一色という映像で表現した、鬼才デレク・ジャーマン監督の遺作。


カポーティもデレク・ジャーマンも大好きな作家で、ゲイです。
アーティスト集団、ダムタイプのリーダー的存在だった古橋悌二は、『BLUE』は〈エイズ芸術のステレオタイプ〉であり、それは〈「あなたは私を理解できないだろう、私はエイズで死んでいくのだから」というタイプ――私にとっては愛憎半ばする作品ですが――〉と表現していました。(『メモランダム』引用、リトルモア)

メモランダム 古橋悌二メモランダム 古橋悌二
(2000/11)
ダムタイプ

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ダムタイプについては、そのうち記事にしたいと思います。


フーコー 講義


ゲイの方って、女性を撮るのが非常に上手い映画監督がいたり、オネエっぽかったり、女性とは親友だったり、一応女性とも結婚したりしてるくらいのバイの方もいますが、フーコーは本当~~に女性に興味がないらしい。フーコーくらいだとむしろそれがカッコいいですね。
フーコーは、SMの社会的立場が入れ替わるところが好きだったみたいですが、それは私も社会人の一員になってから共感しますよ。
フーコーはSM道具も色々持ってたらしいし、あんなに穏やかで落ち着いててやさしいかんじもするのに、遊びはけっこう派手だったような気がするので、気になります、フーコーの下半身事情。
下世話じゃない意味で気になる。

フーコーは1984年、エルヴェ・ギベールは1991年、デレク・ジャーマンは1994年、古橋悌二は1995年に亡くなっています。
この時代は、エイズで亡くなる知識人が本当に多かったと思います。

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