ハード デイズ ナイト

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映画&本 メモ

『ゼロ』
藤田貴美の漫画。
『雪の女王』が、百合っぽくてものすごく好きで、『ご主人様に林檎のお菓子を』のシリーズも可愛くて好き。
この方の、童話っぽい設定のファンタジーが好きです。
(第二次大戦中のドイツに実在した「白バラ」という抵抗組織が題材の、未完の漫画である『花と狼の帝国』も好きでしたが、もう続きは出ないんでしょうか?欲しい人多いと思うんだけどな)
現代もののほうはあまり知りません。ピンとこない。
『ゼロ』もファンタジーです。
この方のファンタジーは、童話っぽい設定なのに、すごく大人っぽいんですよね。
ドライというか。いつも遠くを見てる。
『雪の女王』以来、この作家さんの独特の女性観が好きなんですが、今回も凄かった!!
この方以外、こうゆうのは描かないよね。やはり独特。
この話はやはり、手塚治虫の『リボンの騎士』をハードにしたものなんだと思う
そして私は、『リボンの騎士』をハードにした物語が読みたい!
私にとってはBLも、『リボンの騎士』をハードにした物語なんだと思う。


『LIFE,LOVE』2巻
西田東さんの待望の続刊。
「字の読めないアメリカ人」の時点で私の心を打ち抜いた1巻
身代金目当てに攫われた議員秘書の日本人と、失読症の金髪碧眼のアメリカ人のお話です。
続きの2巻ですが、よい話でしたが、ディープだった……。
こないなディープな話になるとは。
これで終わり?
いや、ちゃんと終わってるといえば、終わってるのですが、続きが読みたい!!
とてもよい話なだけに、これは5~6巻かけて描くべきなような話でしたよ。
それを2巻に収めちゃうって凄いですが、それだけすごい物語を2巻に収めた分、行間が開いてるんですよね。
元々、「行間を読ませる」のがとても素敵な才能溢れる作家さんですが、そのぶん行間が開いて、行間を読まなきゃならないところから読まなきゃいけないところまでが遠いです。
この物語は、ぜひとも、5~6巻くらいかけて欲しかったなあ(雑誌の関係もあって、そんなふうにいかないのかもしれませんが…)。
ちょっと吉田秋生さんの『バナナフィッシュ』っぽい話なんですね。
キッズポルノとか戦争とか、そうゆうヘビー話は出てこないですが、アッシュ・リンクスが、日本に来てくれたらって話。
「西田東版、アッシュ・リンクスが日本に来てくれたら」な話なら、西田東節のツボを突く夫婦漫才のような、「生きてるっていいな」と思わせる話を期待したくなる夢見る読者ですが、予想より斜め上のディープな展開です。
私はもうちょっと夫婦漫才がいいです、先生。
漫才など入る余地もないほどディープへ。
もちろん最後は西田東節の漫才でよかったですが。
もう私はずっとそれでいいです先生。
「生きてるっていいな」と思わせるせつない漫才に包まれたいです。
だから続きを読みたいです先生。

相変わらず、女性キャラも最高にいい女です。
この女性キャラの「好きな男にボロボコにされた(!)」というラブストーリーも読んでみたいと思うくらいです。
それはそれで、BLっぽいと思う。
西田東の描く女は、男よりカッコいいですから。

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